高性能8チャネル アナログ‐デジタル・コンバータ
CS5308Sは、最大768kHzのサンプル・レートで32ビット分解能を実現する8チャネル・オーディオADCです。CS5308Sの統合ハイブリッド・ゲイン制御機能は、外部プリアンプ制御回路を削減し、代替ソリューションと比べてBOMの削減と設計の簡素化を実現します。CS5308Sは、高性能と低消費電力を両立する必要があるコスト重視のアプリケーションに最適です。115dB超のダイナミック・レンジと-110dB未満のTHD+Nを、25mW/chの消費電力内で実現します。
Cirrus Logicの高性能オーディオ・ソリューションの詳細をご覧ください。
イノベーションが響くROCKS® エンジニアリングを追求したROCK® CIRRUS® CIRRUS ROCKS®
テクノロジー
特長
- 高性能8チャネルADC
- 差動アナログ・アーキテクチャ
- 高分解能32ビットデジタル・アーキテクチャ
- 低レイテンシ・デジタル・フィルターとデジタル・ボリューム・コントロール
- PLLは、さまざまな外部システムのクロック基準をサポート
- 複数デバイス間での同期動作
- ハイブリッド・ゲイン制御
- オーディオ・シリアル・ポート(ASP)サンプル・レート最大768 kHz
- I2S、左寄せ、TDMデータ形式
- ハードウェアとソフトウェアの制御モード
- ホスト・プロセッサ不要のハードウェア制御
- I2C制御ポート、最大1 MHz
- SPI制御ポート、最大24 MHz
- 単一電源動作、3.3 V
- 1.8 V~3.3 Vデジタル入出力をサポート
パラメトリック仕様
| チャネル(入力) | 8 |
| 分解能(ビット) | 32 |
| ダイナミック・レンジ(dB) | 118 |
| THD+N (dB) | -105 |
| サンプル・レート(kHz) | 768 |
| アナログ入力/出力 | 差動 |
| アナログ電源(V) | 3.3 |
| デジタル電源(V) | 3.3 |
| ロジック電源(V) | 1.8~3.3 |
| 消費電力(mW) | 200 |
| パッケージ | 48ピンQFN |
技術文書
CDB-PROAUDIO User Guide
May 1, 2026, DS1352R4 : 4.0 MBCS530xP Hybrid Gain Control
Mar 16, 2026, AN0596R2 : 1.4 MBCDB-DC5302P/4P/4S/8P/8S-ADC User Guide
Dec 1, 2025, DS1355DB4 : 3.1 MbDC5302P/4P/4S/8P/8S Schematic and Layout
Aug 1, 2025 : 13.3 MbCS530x Input Buffer/Filter Circuits
Jul 1, 2025, AN0556R1 : 383.6 KBCS5308S Product Data Sheet
Jun 1, 2025, DS1391F1 : 4.6 Mb選択ガイドライン
CS5308Sは、次の場合に選択してください。
- オーディオのポップやクリックを最小限に抑えることが重要。
- 複数のオーディオ入力チャネルを同期させる必要がある。
- オーディオ製品の設計に利用できるエンジニアリングリソースが限られている。
- 複数のチャネルにわたり低遅延(4.5/fs)が求められている。
次の場合には、CS5308Sは選択しないでください。
- オーディオADCにPGAを統合する必要がある。この場合、CS48L32を検討してください。
- 出力データにSPIインターフェイスが必要である。
- 厳しい絶対ゲインドリフト要件(100ppm/degC未満)が求められている。
- 小型フォームファクタ(TWSヘッドセット、携帯電話)のバッテリー駆動製品を設計する必要がある。この場合は、CS48L32を検討してください。
CS5308Sの主な用途は、デジタル・ミキシング・コンソールです。CS5308Sは、入力ラインおよび/またはマイクプリアンプのゲインステージの直後に配置され、アナログオーディオを変換してFPGA/DSPやMCUへデータを出力します。
その他の関連用途には、以下があります。DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)インターフェイス、USBオーディオ・インターフェイス、オーディオ・インターフェイス、楽器、パワーアンプ、オーディオDSP、ネットワーク・アンプ、オーディオI/O周辺機器、エフェクト・プロセッサ、オーディオ・レシーバ、ビデオ・レシーバ、プロフェッショナル向けスピーカ、ドップラー超音波装置、車載オーディオ・アンプ、有線およびワイヤレス・ヘッドセット。
