WISCE開発ツール・スイート
Cirrus Logicの革新的なWISCE™開発ツール・スイートは、製品調整を行って競争優位性を最大限に高め、市場投入までの期間を短縮できるよう、評価から開発まですべての過程でお客様をサポートします。
WISCEバージョン3では、グラフィカル・シグナル・ルーティングを使用して複雑な信号パスでもシンプルな信号パスでも設定とデバッグを簡素化できるため、複数のデバイスの複数のシステムを同時に構成し、管理できます。特許取得済みのCirrus Logicの対話型レジスタ・マップを使用すれば、込み入ったデバッグを簡単に効率よく行うことができます。
WISCEBridge™のワイヤレス・リモート構成を使用すると、フォームファクタ製品を直接操作して最終調整を行うことができます。これらの構成設定をエクスポートしてAndroidデバイスまたはWindowsデバイスにインポートし、標準のLinuxまたはWindowsドライバ(別途提供)と併用することで、最終製品の最適化を担う重要なツールを構築できます。
WISCEソフトウェア・スイートは、Cirrus Logicデバイスの単一評価環境を提供します。インストールが完了したら、デバイスおよびファームウェア・パックを必要に応じていくつでも追加できます。各パックはWISCEに組み込まれ、特定のデバイスまたはDSPファームウェア製品のサポートを強化します。
WISCEの主なメリット:
- グラフィカル・シグナル・ルーティングにより、複雑な使用事例でもシンプルな使用事例でも簡単に設定しデバッグできるので、信号パスの描画や視覚化が可能になります。
- 直感的なタスク対応パネルを使用することで、チップやシステム内の特定のコンポーネントを詳しく構成できます。
- 一連の操作を表示、保存、再ロードできるため、設定履歴をすぐに復元したり、アプリケーションのデバイスを制御するソフトウエアを開発する際の参考にしたりすることができます。
- システムとデバイスのシミュレーションにより、オフラインでデバッグや解析ができるほか、ハードウェアを入手する前にスクリプトや構成を準備しておくこともできます。
- 幅広い通信伝送により、ライフサイクルのさまざまな段階のシステムに対応します。WISCEBridgeを使用してフォームファクタ製品を直接調整します。Linux、Android、Tizen、WebOS、Windowsに対応した各バージョンがあり、他のシステムに独自に接続するプログラムを作成するためのサンプル・コードも提供されています。
- エクスポートした設定はドライバを使用してシステムに直接インポートできるため、開発時間の短縮と品質向上が期待できます。
- WISCE拡張SDKには、WISCE向けの拡張機能を独自に作成する、アルゴリズムを独自に調整する、WISCE上で作成してアプリケーションから直接Cirrus製品を制御するなど、さまざまな目的に必要なものがすべて揃っています。詳細については、現地担当チームにお問い合わせください。
WISCEソフトウェアのダウンロード
Cirrus Logic Webサイトからソフトウェアをダウンロードすることにより、お客様は当社のライセンス契約条件に同意したものと見なされます。ダウンロード前によくお読みください。
ソフトウェア・バージョン |
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WISCE 32ビット・ソフトウェア: 今すぐダウンロード バージョン3.12.0.5 (ZIP - 43.2 MB) |
WISCE 32ビット・ソフトウェア(オフライン・インストール用)(.Netを含む): 今すぐダウンロード バージョン3.12.0.5 (ZIP - 322 MB) |
サポート対象OS: Windows 11、Windows 10、Windows 8.1 x86、Windows 8.1 x64、Windows 8 x86、Windows 8 x64、Windows 7 x86、Windows 7 x64、Windows Vista x86、Windows Vista x64 |
また、ご使用のCirrus製品用のデバイスおよびファームウェア・パックも必要です。これらを入手するには、製品セクションで検索するか、現地担当チームにお問い合わせください。 |